採集レポート 2008


518日 今年もフライング

 最近、黒潮が房総に接近しています。まあまだちょっと早いとは思いますが、子供達も「海行きた〜い」と行ってるので一家全員で出撃です。干潮は9時半頃でしたが気合いがいまひとつで6時半に出発です。途中でコンビニ寄ったりでいつもの磯の駐車場に着いたのが9時近くになってしまいました。
 磯ではやはりチョウは見つかりませんでしたがカゴカキ、キヌバリは結構多く、子供達もハゼ掬ったりして楽しみました。また近くでやはり魚採りをしていた御一家が。bbsではよく存じ上げているさかもと家さん御一家でした。TDS行きを朝、中止にしてこちらに来られたとのことでした。先日から「今年は御会いしましょう」と言ってたとこだったのでラッキーでした。
 しばらく磯で遊んだ後、子供が砂浜で遊びたいというので隣に移動しましたが、ちょっと寒く、もともと風邪っぽかった三男が鼻たらしてたので昼前には撤収しました。

  持ち帰り:子供達の獲物の一部(キヌバリ、カゴカキ、ドロメ、ヤドカリ)
  見ただけ:ナベカ、カエルウオ、ハオコゼ等


618日 トラウツボを捕獲

 この日は水曜日。潮もいいので前もって妻に「海行ってい〜いー?」と聞いてみましたが、即却下。でも日が近づくにつれ、この日は「梅雨の合間の貴重な晴れ」との予報。そろそろチョウも来る頃だし、次の日曜は仕事で行けないのでどうしても行きたく、いつものように早朝発ではなく子供の世話してから出るということで、当日朝ようやく許可がおりました。
 そんなわけで朝は7時頃の出発でした。心配された渋滞ですが、ガソリン高の影響かさほどでもなく、順調にMまで行けました。
 最干潮時間まで1時間というところでしたので急いで支度して、毎年早くからチョウがいるタイドプール中心に見てまわりましたが、シマスズメ、イソスズメといった死滅回遊系の魚はいるのですがチョウには残念ながら会えませんでした。しかたなく陸よりでなく一番海よりのほうのタイドプールまで行くとヘビガイの中に入ったオレンジ色のヤドカリがいたので珍しいと思い採集しました。が、連れ帰ったらすぐに普通の貝に引越ししてしまいました。また、近くでタイドプール内を散歩している50cm程のトラウツボを発見。以前も何度か出会ってますが、いつも穴の中から大口開けて威嚇してるやつとかイケスにはチョウがいたりで見逃してきましたが今回はなんとなく採ってみました。
 ここでチョウ探しは諦め、状況をよしちゃんとSUMさんにメール。2人共すぐに返信していただきました。その後、よしちゃんが磯まで来てくださったのでしばらくお話してから帰りました。

  持ち帰り:トラウツボ、ヤドカリ
  見ただけ:カゴカキ、キヌバリ、ヘビギンポ等



7月2日 初チョウゲット!

 またまた潮まわりの良い水曜日が晴れ!でもこの日は午後2時半から長男の保護者会に行く予定です。魚を水槽に移したりの時間も考えると海を10時半には撤収しなければなりません。でもまあ干潮時間は10時ちょっと前ですので早めに行けばいいや、と思い4時起きで行きました。ちょっと仕事場に寄ったりで出発は450分。1時間45分ほどでまずは酸欠漁港に到着です。市場側を一通り見ましたがチョウもスズメもいません。見切りをつけすぐにいつもの磯に移動しました。
 スロープ下の魚の多いあたりをまず見ますとカゴカキ、キヌバリは相変わらず多いですが、前回見られなかったオヤビッチャやらニザダイのおチビやらが数匹います。初夏の海っぽいな〜と見てますとナミチョウがひょっこり。2.5cmくらいと意外と大きくなってるやつです。初ものですのでゲット!幸先良いスタートです。その後、前回のトラウツボの餌用にとイソスジエビ、ハゼ、ギンポ、ベラ等捕まえながらチョウの多いあたりをひとまわりしましたが以後は発見できず。時計を見ると10時近くなってましたので引き上げることにしました。帰りがけにナミチョウもう1匹見つけましたが、こちらは1.5cmですし、採って帰っても仕方ないのでスルーしました。
 着替えて、予定通り10時半に帰途につきました。首都高環状線が一部渋滞してましたが予定通り帰宅できました。

  持ち帰り:ナミ、ハオコゼ、ニシキベラ、ハゼ、ギンポ、イソスジエビ、アオウミウシ
  見ただけ:オヤビッチャ、シマスズメ、イソスズメ等


716日 前回と状況変わらず

 この所、黒潮は蛇行してるものの房総には接近してるのでいい加減新着チョウが来てるのでは?と行ってきました。珍しく早くから妻のお許しもでてましたし・・北部のほうが条件が良さそうなんですが干潮の時間が早めなんで、今回も磯近くの中部に行くことにしました。
 朝5時ちょっと前に出発でまずはF漁港に行きました。波もなく水も澄んでいていい感じ・・ですがチョウは1匹もいません。あわよくばハタも、なんて思ってましたが全然ダメでした。しかたないのでM磯に移動です。駐車場はトラック2台のみ。空いてます。磯のほうは期待して対岸まで行きましたが、メンバーは前回と同じでした。ナミチョウ2匹見かけたところまで同じです。大きめの石の下にいたので面倒なんで網も出しませんでした。結局はロクセンスズメ1匹とトラウツボの餌用のハゼ十数匹のみ採っただけで12時半頃撤退しました。
 ガソリン代高騰のため今回は往復共アクアラインは使いませんでした。更に房総スカイラインの回数券買いました。

  持ち帰り:ロクセンスズメ、餌ハゼ、ウミウシの餌?
  見ただけ:ナミ、ソラスズメ、アカエイ?等


720日 今年も夏休みの宿題

 昨日、梅雨明け。子供の夏休みも始まり、今年も夏休みの自由研究用に子供連れて海に出撃です。今年は次男が小学3年生。昨年は長男が死滅回遊魚についてやったんですが少々難しすぎたため今回は単に潮だまりの生き物についてです。ちょうど今年はまだチョウも少ないことですし、4日前の状況からも死滅回遊魚については無理そうでした。
 朝5時に一家で出発です。順調にいつもの磯の駐車場に到着です。予想通り昨日から有料になってました。おまけにもう7割方満車です。もっとも臨時のほうもオープンですからそっちはまだ1台も入ってはいませんでしたが。
 干潮は正午頃ですので、まずはコンビニ行って朝食の買い出しです。でもかなり品薄。途中で買ってくればよかったでした。その後まずは砂浜でボディボードやら砂遊びやらで過ごしました。2時間ばかりしてから磯に移動です。途中でさかもと家さん御一家に御会いしました。なんでも漁港でナンヨウツバメウオ採られたそうです。
 今日はホテル下に陣取り、周辺のタイドプールの生物を集め写真に撮りました。妻がオレンジ色のテッポウエビ採ったりと珍しく(笑)活躍してました。さらに今年はまだ少ないナミチョウもいたので妻、長男、私とでゲットしました。それ以外のチョウは見かけられませんでした。
 そこそこ収穫もあったので再度砂浜に移動です。途中で偶然、長男の同級生のOさん御一家に御会いしました。こんなところで御会いするとは、とびっくりしました。砂浜でしばらく遊んだ後、コンビニで昼食買ってから疲れたので家に直行・・と思いましたが次男がカップラ−メンとか買うもんだから暖めている間に隣の漁港に移動。食べてる間に魚の多いあたりをひと回りしましたが、いるのはボラの大群くらいでした。ここでもまたさかもと家さんと御会いして情報を教えていただきました。
 帰途についたのは3時半くらいと珍しく遅めでしたが、アクアラインから湾岸そして小菅まわりで都心の渋滞を回避したため順調に帰れました。

  持ち帰り:画像の通り


730日 「白いチョウ」がやってきた!

 今回は長男次男は塾があるので三男と2人で海行くことにしました。前回もチョウは少なかったのであまり期待は出来ません。三男はまだ幼稚園生ですので安全そうな別の磯の方に行くことにしました。
 朝5時ちょうどに出発しまして、順調に酸欠港まで行きました。ここをちょっと覗きましたが相変わらず全然チョウの姿はありませんでした。即、見切りをつけ磯のほうに車で移動しました。
 まずはチョウの多いタイドプール・・・いません。がっかりです。でもしつこくもう1回、目を皿にして探すと端のほうで1円玉サイズにも満たないレモン色のトゲを発見です。これじゃあ育てるのひと苦労だなと思いつつも網の中に。その後、三男にマスクとシュノーケルの練習させがてら大きめのプールで遊んでますと先程より1周り大きなトゲが。これも簡単にゲットできました。どうやらチョウはほとんどいないもののトゲだけは来ているようです。
 その後、三男が「広い場所で浮き輪で遊びたい。」というもんですから場所移動です。ここはタイドプールではありませんので私も珍しくマスク、シュノーケル姿です。ところがここでは豆チョウがチラホラ。久々に興奮しました。子供を監視しつつも1時間ちょっとくらいでナミ2、フウライ、トゲ3をゲットしました。
 この日は夕方から近所の公園で子供達の花火大会があるので12時くらいに撤収することにして、極小のチョウはリリースして帰りました。

  持ち帰り:ナミ、トゲ、フウライ、ソラスズメ等
  見ただけ:イシダイ、オヤビッチャ等


86日 2週連続

 先週に引き続き三男と2人で同じ場所に行ってきました。今週は干潮時間が遅いので6時に出発です。数日前の首都高の事故のためいつもの入口が使えないので1つ先から乗ろうとしましたが入口前の道が大渋滞。いつもは高速まで5分といったところですが50分くらいかかってしまいました。その後は順調で磯までは3時間くらいでした。
 磯に着くとまだ潮は引いていません。とりあえず先週のシュノーケルポイントに入ってみました。まずは浅い場所のまあまあサイズのフウライがいたのでゲット。ちょっと先にはチョウハンもいて、これも簡単にゲットしました。幸先よかったのですが、その後はナミ、トゲ、フウライばかり。なんとなく採っていたらかなりの数になりました。
 結局タイドプール巡りはせずに昼過ぎには帰りました。帰りもまた家の近くの高速で渋滞してて参りました。

  持ち帰り:チョウハン等
  リリース:ナミ、トゲ、フウライ
  見ただけ:シマスズメ等


813日 今週は家族全員で出撃

 なんと3週連続で同じ磯に出撃です。今回は一家5人全員で行くことになりました。朝5時に出発です。今回も1つ先から高速に乗ることにしましたが1車線分開通したこともあり渋滞にあわずに済みました。
 磯に近いコンビニに行き食料を買い出ししていると・・・さかもと家さん御一家と遭遇しました。一緒に漁港まで行ってみますと、さかもと家さんは次々とアケボノを発見。5匹くらいいました。私は1匹も発見出来ず。。。でもみんな採り難い場所にいてゲットはならず。でも可愛いアケボノの群れを見れて満足でした。またここでSUMさんともお会いしました。朝から漁港でツノダシとハタタテゲットとのことです。うちの一家はここで朝食の後、近くの磯へ。さかもと家さんとSUMさんはMに向かわれるとのことでお別れしました。
 さて私はもちろん採る気満々で磯を見て回り、妻もなんとなく魚探していましたが3人の息子達は何故かテンション下がりまくりで簡易テントの中でゴロゴロ。まずは子供は放っておいて妻が発見したナミをゲット。次男三男はそのうちやってきましたがタイドプールを濁したりで邪魔してばかり。妻にまで怒られてました(笑)。そのうち「ひとりで採ってきていい」とお許しが出たのでマスク着用で前回の場所を見て回りました。先週と違ってトゲ、フウライは少なくなってました。代わりに増えてきたのがチョウハン。まずは2匹ゲットしました。
 そのうち子供達も元気になってきましたので子供用のマスクとシュノーケルを渡すと取り合いになる騒ぎ(1人分足らないので)で楽しんでいました。子供達にもチョウのいる場所教えたりとなかなか楽しかったです。妻もニザダイやらアオウミウシ捕獲してました。そのうち3匹目のチョウハンを発見して採ろうとした所、近くの海藻の中に逃げ込み、網で追い出そうとすると出て来たのはハタタテとトゲチョウ。あわてて狙いをハタタテに変更です。そんなに逃げ回る個体ではなかったのですぐにゲットできました。その後チョウハン反対側に逃げたか?と元の場所の反対側を見ると岩かげにアケボノが。こいつもすぐに採れました。その後チョウハンも採れましたが明らかに逃げてったやつよりは小さい。でもまああまり欲張ってもしかたないので、この辺でやめることにして妻を見ると「ここに2匹いる」とかでタイドプールでナミと交戦中。でも結局は潮が上げてきて諦めることに。子供達ももっと遊んでいたかったようですが段々深くなってきたので撤収することにしました。
 帰りがけ、SUMさんに連絡して様子を窺ってみると、今度は磯でニセフウライ採ったとのことです。さすがです!
 帰りの首都高はやっぱ最寄りの出口付近が混雑だったのでカーナビに従い2つ前で降りたところすんなり帰れました。

  持ち帰り:チョウハン、ハタタテ、アケボノ、ナミ等
  見ただけ:イシダイ、ナベカ、ハオコゼ等


817日 久しぶりに友人と出撃

 その昔、私が大学生だった頃は同級生のh君とよく三浦半島やら房総半島やらに採集に行ってたことを随分前にここに書きましたが、卒業後は彼とも疎遠になり、年に一度年賀状で「今年こそはまた採集に行きましょう」と書くのが恒例になってるのみでした。それが今年は27,8年ぶりだと思いますが一緒に行くことになりました 「ここ数年はチョウにほとんど会えない」とか言ってるので「トゲ、フウライならいっぱいいるよ」と私。h君はどうも信じられない様子でもありました。
 朝5時すぎに彼の家まで迎えに行きh君と次女さんと一緒に出発です。渋滞に会うこともなくまずは酸欠漁港に到着しました。ここで彼の作成した漁港用巨大網と対面です。大きさ130×90.KI師匠の超巨大網よりデカイ、重い!おまけに網の目が細かいので水の抵抗もすごいはず。力持ちのh君でもかなり大変そうです。私のほうは反対に最軽量のセットを持ち出し、とりあえずそっちの網の方にスズメやらハギを追い込んで数匹ゲットです。
 先日さかもと家さんから教えてもらったアケもまだいたので少しちょっかい出しましたが、思った通り全く勝負になりません。そうこうしているうちにお約束していたさかもと家さんも到着。ちょっとお話などしました。その後一旦さかもと家さんは別の漁港に行かれるというのでお別れして、うちらは潮が引くまでもうちょっと遊んでいました。コーナー付近で釣りをしていた一家が撤収したのでそこに行ってみるとアケが採りやすい場所にいます。一度失敗しましたがラッキーにも網に入れることが出来ました。
 その後、磯のほうに行ってみますとh君のほうが私より先にナミ、フウライと見つけていきます。協力してナミゲットです。まあ親子で採るのもいいかと思い、h君達を残し私はマスク、シュノーケル着けて水の中に。ところが滅茶苦茶寒い!でもチョウは所々にいます。採集して携帯イケスに入れ水から上がるとお嬢ちゃんがすぐにバケツ持ってきてくれるので思わずがんばってしまい(笑)気がつくとトゲ、フウライ多数、チョウハン2匹ゲットしてました。しかしながらしばらくするとウエット着ててもどうにも寒く上がることにしました。この辺で連絡してあったよしちゃんと漁港から戻ったさかもと家さん到着。ちょっとだけお話できました。
 帰り道は渋滞しそうだったので磯は早めに切り上げ、漁港で暴れ魚等をリリースしてから速攻で帰りました。おかげで夕方の渋滞にはハマらずにすみました。

  持ち帰り:私は無し、友人はナミ、トゲ、フウライ、チョウハン、アケボノ等
  見ただけ:ウツボ等


820日 チョウを帰しに

 この所、海ばかりでしたのでさすがにちょっと疲れ気味。この日は家でゆっくりしようかと考えてましたが、三男の「海行きたい」、さらに採り過ぎたトゲ、フウライを海に帰したい、トラウツボやウミウシの餌を採ってきたい等の理由でまたまた三男と海です(笑)
 干潮時間は遅いので朝6時に出発です。特に渋滞もなく、まずはチョウ放流予定のK磯に到着。トゲ2、フウライ2を放してきました。そのままそこにいようかとも思いましたが、結局は最近のお決まりの磯に移動です。
 海中はナミ、トゲ、フウライがチラホラいる程度。さっき放したばかりなのに、なんとなくトゲ、フウライは練習のつもりで採ってしまいます。そのうちアケがいたのでゲットしてトゲ、フウライはリリース。三男はコンビニでポケモンのおもちゃが欲しいらしくしつこく「帰ろう」と言うので餌用のハゼ、海綿を採ってから早々に帰りました。
 帰り道は20日ということもあり都心の環状線が渋滞。カーナビ見て珍しく空いてそうな京葉道路から帰りました。

  持ち帰り:アケ、カエルウオ、餌用のアゴハゼ、クモハゼ、海綿
  見ただけ:ナミ、トゲ、フウライ、ニセカンランハギ等


93日 夏休みも終わったので・・

 子供達は二学期です。日曜日は家族サービスするとして、水曜日はひとりで海・・と考えてましたがそうは甘くはありません。すったもんだの末なんとか行かせてはもらったものの、帰ってからのことを考えると気分重くの出発でした。おまけにおかげで出発が予定より1時間以上遅れました。北部の漁港から廻り中部の磯に行く予定も変更で最初から中部に行くことにしました。
 まずは酸欠漁港。相変わらずアケはいますがスレててダメです。隣の漁港はチョウがほとんどいません。たまにナミ、トゲがいる程度。落胆しつつも堤防を見て歩いていると「おや!」1円玉サイズですがトノサマダイがいます。目の細かい網を持ってきて被せてみますがどうしても牡蠣殻の中に入り込んでしまい採れません。さらに近くにアケボノもいましたが巨大網を用意するのが面倒だったため、小さい網で追ってみましたがおかげでまんまと逃げられてしまいました。30分くらいはそこにいましたが潮も引く時間になってきたので諦めて磯に移動することにしました。
 磯のほうは前回よりさらにチョウは減ったような感じです。今回から長袖のセミドライにしましたが天気が良くて暑くて暑くて、さらに波酔いはするしと最悪。気分も悪いのでチョウハン2匹採ったところで撤退することにしました。
 帰りがけ、隣の磯に来ていたSUMさんからメールもらったんで一応トノサマのこと報告しておいたら、後でしっかりゲットだそうです。あの難しい場所で採るとはさすがです!そう言えば数年前もたまたま同じ場所にチョウハンが居て採れそうもないので、別の磯に来ていた宇都宮さんとひろさんにメールしたら採ってたなあ・・と思い出しました。もっと漁港採集がんばらないとイケナイですねェ。

 で、現実に戻り、家帰りますとやはり奥様はかなり御立腹の御様子。どっちにしろしばらくはイベント続きですし、当分おとなしくしてることにせざるをえません(泣)

  持ち帰り:チョウハン
  見ただけ:ナミ、トゲ、フウライ、アケボノ、トノサマダイ等


924日 久しぶりに師匠と

 先日、たまたま近所のM海洋生物研究所のA師匠から連絡頂き「一緒に海行きましょう」ということになりました。数年ぶりです。
 朝4時半に研究所までお迎えにあがりました。今日はH磯から北上して漁港を見て廻る予定です。で、まずはH磯。私だけセミドライに着替え中を見ましたが大きめのナミ、トゲ、フウライのみ。師匠は教えている専門学校で使うとかでフウライはゲットしときました。さらにタイドプールでナミ。他のチョウや新着ものは全然いませんでした。師匠はせっせと餌ハゼ集め。飼っているオニダルマオコゼの餌だそうです。私もトラウツボの餌にと採ろうとしましたがハゼには気合いが入らないせいかボウズでした。
 次は横の漁港です。アケボノだらけ。3匹、4匹と連なって泳いでいます。でもやはり大きめでスレており見てるだけでした。その隣の漁港はあまりいませんでした。
 しばらく移動して水汲み漁港。ここではチョウは見られませんでした。タツノオトシゴはいました。対岸のほうへ行くと大きめのフウライとアケボノ。アケのみ巨大網でゲットしました。
 またまた移動。ここで師匠がセグロ発見。コーナーの水面直下にいたので下から巨大網を近付け牡蠣殻に隠れたのを追ってもらったら網に入りました。が、上げてみたら網の目からこぼれたらしく、もぬけのから。がっかりです。次ぎの大漁港もトゲくらいしかいないのでレアもののアミチョウ情報のある漁港に移動しました。教えてもらったポイント探しますがアケとセグロのみ。おまけに今日は材木が沈めてあってやりにくいです。おまけにスレものなんで諦め別場所を見るとこちらにアミチョウ!しばらく見ていました。隣で漁師さんが仕事してたので巨大網での一発勝負・・が、失敗です。そろそろタイムリミットなんで残念ながら敗退することになりました。

  持ち帰り:私は師匠にもらった餌ハゼのみ
        師匠はナミ、トゲ、アケ、タツその他もろもろ
  見ただけ:トゲ、セグロ、アミ、ツノダシ等


1022日 久々のセグロ

 1819日の週末は板橋区民祭の動物フェスティバル。私は委員長なんで何かと大忙し。そんな頃、仲間のmさんから南房の某漁港の採りやすい場所にセグロがいるという情報をいただきました。なんでも釣りに行ったときに見つけたので採集の準備してなかったそうです。とはいえ天気のよかった土日には行けるはずもなく残念でした。でも念のために天気予報見たら意外と波が高かった様子。もしかしたら誰にも採られずに残っているかも・・。
 月火とフェスティバルの残務を急ピッチで進め、妻のお許しが出ないので水曜も仕事に出かけるフリして家を出てそのまま南房にGo!です。でも、おかげで出発は815分。いつもならとっくに採集してる時間です。ラッキーにも高速の渋滞も環状線内回り経由ではほとんどなく、高速終点までは1時間半、漁港までは2時間ちょいで到着しました。ホントは「次ぎ行くときはまたお誘いします。」って師匠に約束してたんですが、当日まで行けるかハラハラだったんで連絡せずじまい。スミマセンでした。
 さてさて到着して期待に胸をふくらませて岸壁を覗きますが・・・いない。チョウ数種がいたとの情報でしたが何往復して探してもセグロは勿論アケもフウライもナミも更にはカゴカキやオヤビッチャすらいません???これは土曜に採り尽くされたというよりは日曜の高波のせいでどっか行ってしまったんでしょう。しかたないので海に近い方まで歩いていきますとようやくアケボノ発見。一応、巨大網で一発でしとめました。大ナミもいましたがこれは逃げられました。そろそろ次ぎの漁港へと思い、しつこくさっきの場所を覗いてから隣の漁港に移動しました。
 以前セグロがいた場所を覗きますがゴミと濁りで何も見えず。港内の別場所に車で移動しましたが、こっちはまだ水中が見えるもののチョウはいません。途中突堤の先端の海に近く波もある場所覗いたらチラッとセグロが。でも水中に段はあるしセグロは大きいしで到底採れそうにありません。でも他に何もいないので一応網持ってきましたが、段の向こうの深いほうに行ってしまったらしく姿もありません。まあどうせ採れない場所か、と悔しくもありません。網出したついでですので周辺を探しますがやっぱ何もいません。また移動しようかと思い最後にセグロのいた場所覗きますと、なんと手前の水面直下に来ています!!そしてうまい具合に風が出てさざなみ立ち向こうからもこっちが見え難い様子。遠くから巨大網入れてこれも一発でゲットです!どうせ採れないからとイケスすら持って来なかったのでセグロ掴んで車までダッシュです。(ほんの20mばかりでしたが)久々のセグロで嬉しかったです。
 その後、南部の大漁港と内房X港に寄りましたが予想に反しチョウは1匹も見られなかったです。
 帰りも渋滞にはあわず2時間半くらいでゴキゲンで帰りました。が、ゴキゲンなのはここまで。家帰ったらこっそり海行ったことが妻にはバレバレ・・・後はご想像におまかせします(笑)

 今回は大収穫が2つありました。1つはもちろんセグロですが、もう1つはあんな時間に出ても充分楽しめることがわかったことです。初冬は漁港にチョウの出て来る時間が遅いのであのくらいの時間で充分と思いました。  (セグロ採った時ってレポートがいつも長いよな・・・)

  持ち帰り:セグロ、アケボノ
  見ただけ:ナミ、オジサン、クサフグ、カワハギ、オヤビッチャ、カゴカキ、コトヒキ


115日 またまたセグロ!

 今回は前日、前々日と獣医師会の研修(酒飲み)旅行。疲れてそうなんで迷いましたが、天候も良く家でのお許しも珍しく出たので出撃です・・・とは言うもののやっぱしんどいので前回同様815分くらいに出発です。どこ行くかギリギリま迷いましたが中部から南部に向かうことにしました。ちょっとだけ渋滞にひっかかりましたが2時間ちょいで中部某漁港に。市場前にはトゲ、アケが。覗いてたら深く潜って行ったので諦め、昨年レアハタのいたあたりを覗くと浅い所にアケがいたので丸網でとりあえずゲットしました。
 次の国道沿いの漁港でもアケとトゲ。だけどロープの下の採りにくそうな場所なんでスルーです。ホントはもういらないし。極小のサザナミフグだけ掬ってここは終了。
 次ぎの大きめな漁港でもアケとトゲ。堤防の外側の波のある場所覗いたらクリーム色っぽいフウライが。もじやシラコ?と掬ってみましたがただのフウライでした。
 次ぎは1個飛ばしてまだ一度もチョウ採ったことのない大漁港。練習のつもりでアケ狙いましたがやっぱダメでした。代わりにブダイが網の中に。飼ったことないので一応連れ帰ることに。
 さて次ぎは前回セグロ採った漁港。まずは同じポイントを覗きますが、柳の下にドジョウがなんたら・・という諺通りで何もいません(笑)一応前回は濁ってて何も見えないポイントにも行きましたら・・こっちにはアケとセグロ!丸網入れたらロープに沿って沖側に行ってしまいました。「手前に戻って来ないかな〜」と岸壁のロープをまとめて採りやすくしてから他を探すことにしました。ちょっと行くとちびトゲが。でもちょっと違う感じ。ニセかも?と興奮しましたが網持ってくる間にどっかに。2度と出て来てくれませんでした。しかたなくセグロのところに戻ってみますと、まんまと思った通りの場所に来ています。巨大網に換え、前回同様一撃でゲットしました。
 帰りがけに前回、mさんからセグロがいると教わった漁港にも寄りました。するとここにもセグロが!もういらないのですが、なんたって散々苦しめられたセグロですから一応網入れてみました。包囲には至りましたが、こいつは沖に逃げるタイプではなくいつもの岸壁に張り付きながら逃げるタイプだったのでまんまと逃げられてしまいました。そうそうセグロは甘くないもんですね。

 持ち帰り:セグロ、アケボノ、フウライ、サザナミフグ、ブダイ
 見ただけ:トゲ、ナミ、(ニセは本当にそうだったのか自信無し)


1126日 今年最後の採集

 セグロはもういいので、レアもの狙いで北部から中部の漁港を見て歩きました。今回も朝8時すぎに出発しました。しかし朝方は意外と風や波があり、また静かな漁港には魚影が少なく結局レアものには会えずじまいでした。

 12月はいろいろ仕事が忙しく行けないので今年はもう終わりです。今年もレアものは採れませんでしたが、チョウハン多数やハタタテ、セグロも採れて楽しかったです。来年も楽しく採集ができますように。

 持ち帰り:なし
 見ただけ:ナミ、トゲ、アケボノ等

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